ウェブ進化論読了

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

今の仕事をやってて常々自分が興味を持ってることとは違うなと感じていた。去年の暮れに、俺がやりたいことはBtoCなんじゃないかなと同期に話したことがある。今考えると、BtoCでもなくてもっとクリエティブなことがしたいんだと思う。

今の仕事は研究だから仕様書はなくて自由だけど、達成されるべき目的はフレームワークを良くする事であって、それが及ぼす影響は一つの企業の中だけであることはわかりきってる。一方で「不特定多数無限大」をうまく利用すると、どれくらいの効果を上がるかが未知数だしワクワクするしクリエティブだ。もしかすると世界中の人が使うかもしれないしね。そういうこと考えるとこの本が述べている「不特定多数無限大」の可能性を肌で感じていたのかもしれないと思った。

今の仕事はITの仕事でフレームワークを開発しているけれども、それは間違いなく「こちら側」。「あちら側」からは程遠いと思う。この本を読み始めてからは、どのように「あちら側」になれるのかについて考えてる。別に起業しようとかそういうことを考えているわけではなくて、純粋に楽しいから。でもこういう考えの集まりが新しい次のアイデアを生んでいくんだろうと思う。

これからインターネットの見る目が変わりそう。ところで、どこに

すごいのはネットワークじゃなくて、その上に乗っかっている Web だけだったのかもしれない

という文言が載っていたのかな？見落とした？